眠った村と壊れた橋。

レビュー多。

2016年3月のブログ記事

  • ヘーベル『ドイツ炉辺ばなし集』ブクログレビュー

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  • 『あの花』のOPのこと

     『あの花』の二次創作をしたついでに、今日は、アニメ『あの花』のオープニングについて少しお話ししたいと思います。  ご覧になった方はお知りだと思いますが、『あの花』のオープニングソングは、ガリレオガリレイというバンドの「青い栞」という歌曲です。じゃっかんハスキーなボイスとゆるやかなメロディーの、聴... 続きをみる

  • 投稿報告

    以下のサイトで、『あの花』の二次創作を投稿しました。もしよければお読みください。お願いします。 https://novel.syosetu.org/81055/

  • 勇気を出して、お賽銭

     空はさわやかに晴れてるのに、地面はじめじめしてる。そんな中、ぼくは神社へお参りに。悪日ばかり続くのに困り果てて、開運を思い立ったのです。閑静な住宅街を通り抜け、小山の神社に到着。夕方でした。辺りはしんと静か。無人です。でも、社務所には女性(ひと)の姿が。また、静寂に時たま赤ん坊の愛らしい声が混じ... 続きをみる

  • 夕時雨のラメントーソ

     夕方の急な時雨、目を合わせたくない敵、そんな負のシンボルの幾つかにしょんぼりとさせられた今日。皆さんはいかがお過ごしでしたか?  最近ぼくは、暗い話ばっかりしている気がします。特に幸せを見つける努力もせず、ただ漫然と、無気力に憂鬱の中に浸っている、そんな薄幸きどりの少し痛々しい野郎に、現在のぼく... 続きをみる

  • 太宰治『人間失格』ブクログレビュー

    人間失格 著者 : 太宰治 発売日 : 2012-09-27 ブクログでレビューを見る»  言わずと知れた著者の代表作。全体はほとんど陰鬱な雰囲気に包まれている。主人公は変わり者の自覚があり、世間からはぐれて不良な脱落者となるが、何人かの恋人や、悪友、親戚を通じて、かろうじて一縷の関係を世間と保つ... 続きをみる

  • タイトルを付けることさえ

     何もしたくない日って、時々ありますよね。何もしたくない。何もうまく出来ないから、何もやりたくない。自分は出来損ないの人間で、どうせなら死んでしまいたいけど、その勇気はないし、かといってこうやって怠惰に無為に過ごしていたくもない。この、何とも言えない不快な、ぐずぐずした、停滞の感じ。亀も同じように... 続きをみる

  • 抹茶色フィールド

     昨日書くつもりだったものを今日書きます。少しばかり疲れてうたた寝してしまったので、昨日は書く時間がありませんでした。  ぼくはある自然公園へ行ってきました。森林のようなところです。あまり手入れがされてなく、ほとんど自然のままの、自然まかせの環境です。立つ木々は大体がぼろぼろで、好き勝手に伸び放題... 続きをみる

  • 風邪~(´Д`;)

     風邪気味になりました。洟(はな)が止まらないのです。ここ一年ぐらいぼくは風邪を引いてなかったのですが、この感じ、このずるずるとめどなく出る洟の感じは、久々に風邪を引いたかな、と思わせます。  何かショックです。風邪とはこれから当分無縁でいようと思っていたのに、また、こないだのブログでひきこもりが... 続きをみる

  • 家居(ひきこもり)

     春からちょっぴり新味ある生活に変わる(予定の)ぼく大学生は、現在の生活内容を考えてみるに、《ひきこもり》と言って差し支えない。  さっきネットでひきこもりあるあるを見ていた。その中にけっこう共感できるものが幾つかあって、嬉しいような、悲しいような、複雑な気持ちになった。まぁ、同じ感情を持っている... 続きをみる

  • (習作)《断想その壱『星空』》

     さっきベッドに入る前、カーテンを閉めようとした時、ふいに空を見てみたら、思いのほかたくさんの星が浮かんでいたから驚いた。  こんなにたくさんの星が見えることなんてあったかな、と疑問を持つくらい、夜空にはつぶらで明るい星が多く詰まっていた。  しばらくその光景を眺めていたかったが、明日の朝が早いの... 続きをみる

  • 舞い込んできた新しき手札

     今日も見ました遊戯王GX。  62話。いやー、この話視て涙が出そうになりました。(実際両目はうるうるしてたと思います。)  十代が闇のデュエルへのショック以来、またスランプに陥ったんです。ライバルに負けてね。そのライバルが、似たような個性の相手だったため、十代の気落ちはひとしおでした。本来十代に... 続きをみる

  • (習作)刺し殺しと同情の葛藤

    《書く前の心がけ》  出来るだけ単純に、プレーンに書こうと意識しようと思います。  テレビや漫画などのフィクションでいつか見たようなことが起こった。つまり、ぼくのよく利用する大通りに、通り魔が出現したのである。  通り魔は男で、彼はどこかの飲食店から持ち出してきたかのような、刀身の長い包丁を、捕ま... 続きをみる

  • みずうみの文(あや)

     おおむね晴れの今日。真冬の寒さが回復したようで、日中は陽光がよく差してさほど寒くありませんでしたが、朝夕は冷気が下りて、厚いコートが必要でした。  ぼくにとっては相変わらず冴えない、憂鬱な一日。いつもなら人と少しでも話せばそんな気分はすぐに和らぐのですが、今日はなぜか和らぎませんでした。もしかす... 続きをみる

  • (習作)『恋していたあの50センチ』

     距離はいつも50センチメートルだった。ぼくの昔の彼女、しーちゃんとのあいだに空いた、いつもの距離は、そう、50センチ。  もう別れてしまったけど、今でもよく当時のことは覚えている。ぼくが彼女と付き合っていた、およそ二十年前の、まだ高校生だった頃のあの日々。なんてったって、それがぼくにとって唯一の... 続きをみる

  • プラス思考の切れない包丁

     自分の技術が冴えないと落ち込む時間が続いています。  自分への信頼が弱くなっているようです。まったく、苦しい時間です。  でも、プラス思考するようにしています。のんきに、無反省に、気ままに。  今のぼくは壁の前で行き詰まっている状態ですが、それはつまり、その向こうに新たな境地があってぼくはその前... 続きをみる

  • 雨のレガート

     今日はぼくのところは一日中雨でした。みなさんのところはいかがでしたか?  季節の変わり目って感じのする雨でしたね。最近は雨だったり曇りだったり、暖かかったり寒かったりと、気候の変動がけっこう激しいですが、これは、春の到来のきざしなのかも知れませんね。  この頃ブログ書いてませんでしたね。まぁ、そ... 続きをみる

  • ボクシングの日

     電子辞書で調べものをしている時に見つけた、"Boxing Day"  これは、大勢の人が老若男女入り混じって殴る蹴るの激戦をする、のではなしに、どうやら、イギリスなどでのお祝いの日らしく、当日は、商店でバーゲンセールが行われるそうです。  ですが、それは現在はそうであるという話であって、昔は、使... 続きをみる

  • 『あの花』(Blu-ray BOX)へのAmazonレビューの写し

    『めんまとの邂逅』 「長いタイトルを短く縮めて「あの花」と呼ばれるこの作品。  見終えた人は恐らく、哀愁の味わい濃い感傷的な気分になるのではないでしょうか?(わたしは実際そうなりました。)  わけてもポケモンの金銀を発売当時に遊び、再放送のフランダースの犬とキッズ・ウォーを見、その主題歌”Secr... 続きをみる

  • 『プラネテス』への回想と自殺について

     プラネテスは、先日見終えたばかりの作品で、そのプロットや作画、音楽の思い出は未だほかほかなままですが、いやぁ、実に佳い印象をくれるものでした。  作品はできる限り物理に従って作られたらしく、たしかにそれ相応に、ディテールがすごくリアルで、見ている自分も心なしか宇宙の感じを、ほのかにではあれ、味わ... 続きをみる

  • カイバーマンの激励

     こないだ観た遊戯王GXの、カイバーマンが出てくる話。  これがものすごく、今になってぼくの心を打ちます。(気持ちの昂ぶりを感じます。)  どんな小説にも引けを取らない、魂の強いメッセージが、この話に込められている気がします。(わけてもカイバーマンのセリフにね。)  それは、デュエルが楽しいもので... 続きをみる