眠った村と壊れた橋。

レビュー多。

悪日の夜空におぼろ月

 昨日ブログに書きたいなと思えることがあったのですが、その後にその気を萎えさせるような不運事があって結局書けずじまいだったので、今日それについて書きます。


 昨日は胸がすくような晴天でした。気温もさして高くはなく、もうホントに快適な、健やかに外での時間を過ごせるような気候でした。

 フラッと空気の綺麗なところへと寄ってみたくなるような――・・・

 そう、ぼくは昨日気候の快さにほうけてフラッと足を伸ばしたのです。ある自然環境へと。

 あいだは端折りますが、そこでぼくは、あるご高齢の方に話しかけられました。

 最初それはすれ違いぎわの束の間の交流に過ぎず、長話になるなどとは思われなかったのですが、ぞんがい長々と続きました。何人もの人々がわきを通り過ぎていきました。


 いろんなお話をぼくは聞かせていただきました。なかなか聞き応えのある・・・とは言ってもただの身空話だったのですが。


 しかし、いい話を聞くと、充実した音楽鑑賞や読書と同じく、活力が湧いてくるものです。ぼくはその老人に傾聴し、別れた後、明日からがんばろう、と思えました。今日はついてるというか、いい日だな、と思えました。


 ところが、です。


 ぼくはその後帰ろうとした時に、乗ってきた自転車のカギを紛失したことに気付いたのです。


 衝撃を受け、まさかと思いながら身辺を探すもカギはなく、きた道を鬱然と戻り歩いても見つけられませんでした。


 段々暗くなってき、探索の目は利かなく・・・。


 それまで幸運だったはずの一日は、夜になって不幸に暗転しました。

 見上げた空は薄曇りで、まんまるに近い月がぼんやりしていました。


 昨夜の月光は嫌に不気味に明るかったです。

 シカは出るし、空気はいつになく冷たいし、何だかおかしな一夜でした。


 まぁ今日急いで自転車はカギを交換してもらって、万事は普段通りに戻ったんですがね。


 明暗があんなにくっきりした一日は珍しいもんです。


 幸運の女神と不運の女神をふたまたにでもしたのでしょうか?


 でも、美人だったら不運でも構わないかな。


 なにはともあれ、では( ̄^ ̄;)ゞ。

×

非ログインユーザーとして返信する