眠った村と壊れた橋。

レビュー多。

酒と夢と永遠の青春と

 「いい天気」という言葉が口をついて飛び出してくるような、そんなすこぶるな好天気でしたね、今日は。ぎらぎらと眩しい太陽、ぬくもりを孕んだ初夏の風、すっきり冴えた青空、三拍子そろってました。


 今日は学校で見かけしみじみとしたものがあります。
 それはいわゆる、量産型女子大生というやつですね。みいんなホントにおんなじ恰好してるんですよね、噂通りに。まぁ、毎日のようにつるんでいる以上お互いに似てくるわけは分かりますけどね。しかし水面下では、だれがどんなステータスを持っているかというようなことで熾烈な争いが繰り広げられているんでしょうがねぇ……(しみじみ)
 一方ぼくは、あるいはぼくのような人々は、平生ぼんやりとして周りの何もかも全て「どこふく風」ってな感じで無頓着に生きているわけです。楽でいい反面、孤立(う)きますがね。それで人に笑われたり、さげすまれたり、なあんてことは珍しくありません。




 ところで、昔の中国由来のことわざに、【胡馬北風に依る】というものがあります。その大意は、まぁ、故郷というのは忘れがたいものである、といったところでしょう。


「時代の風」というフレーズを耳にしたような記憶があるのですが、今日のようなさわやかな日に吹く風の中には、妙に人をセンチメンタルな気分にさせるものがあります。

 その風を肌に受けると、自然と色々な思い出が浮かび上がってくるんです。不思議とね。昔あって今はなくなってしまったものたちの(面)影が、ぼんやりと、眼前に突如開いた異次元の中にかつてとまったく同じ姿で現れるんです。

 ところがセンチメンタルな気分とは言っても、涙は出てこないんですよね。いや涙腺はじわっとしてはいるんですが、物悲しくも何でもないもんだから、内心で少し戸惑ってしまうんです。


 風が何か運んできたんでしょうかね?……ってくさいなぁ、何だか。

 自分で書いてて恥ずかしいや。


 おい、ギター持って来ぉ~い!!




 それじゃ、今日はこれで( ̄^ ̄;)ゞ

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